これ、正直全然笑えなかった。
つまんないとかそうゆうことじゃなくて、「いじめ」「ノイローゼ」があまりに鮮烈に描かれ過ぎてて。 森山未来の演技、凄すぎる。 ちょっと現実とドラマの境目が分かりづらくて頭が混同しそうになっちゃうけど、それは狙ってそう作ったんだと思う。 見終わってからもずっと、すごく胸が痛くなったし重くなった。ハイロウズの曲も合ってたっていうか更に物語を考えさせる一因に。 あきらめることは簡単だ 簡単すぎてつまらない
いじめがなくなる世の中になって欲しい。いつの時代もいじめっ子といじめられっ子が存在し続けるのは、絶対良くない。
今になって話題になって騒がれてるのもおかしい。昔からずーっとあったことじゃないの。だけど、それほど問題視してなかっただけじゃないの。
いじめをなくすにはどうしたらいいかとか連日テレビや雑誌や新聞で討論されてるけど、大事なことは有効か有効じゃないかじゃなくて、その方法を思いついたらとりあえずやってみることなんじゃないのかな。効果がなかったら、また次を考えればいい。そしてまたやってみればいい。
いじめる奴が一番悪いんだけど、もちろん周りで見て見ぬ振りしてる人も悪いし、なんにもできない(どうしたらいいか分からない)先生も親も悪い。 それこそ、考えてるだけじゃ何も変わらないこと。討論に熱中してるうちに、いじめられてる子はどんどん傷ついていくんだ。 みんながみんな、とりあえずやってみればいいんだ。
いじめは子どもの世界に限ったことじゃない。大人の世界でも溢れ返ってる。それはどんな場所でも環境でも。家庭内でも会社内でも町内でも政界でも国内でも海外でも地球全体でも。
死を選んだ人だけが傷ついてるんじゃない。死ぬこともできず、八方ふさがりになりながら傷を深めていってる人がたくさんいる。今こうしてるうちもどこかでだれかが悲しい気持ちを抱いてる。抱かされてる。そんな世界、許しちゃいけない。
この地球上に何にも侵されず正義を唱えることができる絶対的ななにかがあったら、悪を徹底的に排除して皆が笑顔で過ごせる時を作って欲しい。
本当の平安は、意外にひとりの意思で手に入るんだと思う。それを望む意思が積み重なって、大きな力になるんだ。
絶対的ななにかに、自分たちもなれるんだ。きれいごとなんかじゃない。絶対、簡単なことなんだ。本気でやろうと思うなら。
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