ダンカン脚本・監督の作品。そしてダンカンが初めて作った映画。
大人は誰もが、見なきゃいけない気がする。子どもを持っている親も持たない人も、もちろん既婚者も未婚者も。
こんなに苦しいストーリー、本当に胸が重くなった。人間として絶対にしてはならないことだしもちろん考えてもいけない。 私は、もし自分が子を持った時きちんと責任を持って育てられるか愛情を全力で注げるのか、とても怖くて自信ないしもしかしたら・・・っていう不安もあるから子を持てない。産んでから「できない」じゃ済まないし。それに、私が子どもを授かれる身体ではないってことは、きっと神様がそうしたんだと思う。産まれてきた子どもに悲しい出来事が降り注がないように。連鎖を止めるためにも・・・。
子どもは大人が思っているほど単純でも無能でもない。むしろいろんなことを感じいろんなことを考えてる。子どもを、侮ってはいけない。子どもを、ないがしろにしてはならない。
一部の大人の感情の揺れも実に良く描かれていて、それもひどく心が痛んだ。子どもたちの信じる心、信じたいと思う心も、本当に辛かった。
できるだけ多くの人が、この作品を見て何かを感じ取って欲しいなと思う。
苦しいけど、見て良かった。
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