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【2024/05/17 12:08 】 |
仁義なき戦い
jacket01.jpg 深作欣二 監督  菅原文太 主演

 これって、元組長が獄中で書いたものを参考に作られたノンフィクションなんだって。 戦後日本を復興するため尽力したのは、アメリカではなく極道なのよね。全部が全部じゃないし、いいことも悪いこともあるけれど。

 タイトルの『仁義なき』は、菅原文太扮するしょうちゃんの周りで繰り返される戦いであって、しょうちゃんは最後の最後まで仁義を貫く意思のある、男の中の男だ! 梅宮辰夫扮する兄貴も、THE男。 松方弘樹扮するてっちゃんも、お金儲けが絡まなければ男らしく終わったのに。一番がっかりな男だったのは、田中邦衛。いわゆる「こうもり」。口曲げながらいいとこどりばっかりしようとするなよって感じ。でも、そんなこうもり役なのに、それほど存在感なし。 でも、誰も彼もが濃かった。 誰かが殺されるたびちゃららーちゃららーって音楽がいちいち流れるのにはちょっと笑ったけど、でもやっぱりその音楽がまたこの映画を盛り上げてるんだなーって思った。

 菅原文太の広島弁は残念なくらいうまくなかったけど(悪いが私のがうまい)、迫力勝ち。でもただでっかい声出したり殴ったりするだけの、安岡力也的な強さをアピールするだけみたいな迫力じゃなくって、いろんな人間関係における情に全てをゆだね、まさに命がけで敵討ちをしに向う凄みがある。本当の情けと絆で結ばれた人間関係は、なにがあっても崩れないのね。


 1年間(1年半かも)で5作一気に作られたこの仁義なき戦いシリーズは、もう全巻見なきゃきっと損する私!
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【2007/01/13 17:21 】 | │◎  ◎│Ψ カンサツ | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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