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【2024/04/26 13:31 】 |
交差する一本道
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 高校生の頃、ひとり考え途方に暮れたことがある。

 人間はひとりじゃないし、それぞれが主人公であるドラマが交差しあって人間関係が形成されているんだってこと。そして、主人公には到底まわりを固める人たちの正確な思いはどう頑張っても理解できないしその逆も同じ。けれど、わかりたいわかって欲しい交差点をより多く持ちたいって思うから、大抵のドラマは邪魔しあわないで共存できてる。たまにどこかがでしゃばったり勝手に道を広げようとしたり狭めようとしたり急カーブを作ってみたりすると、交差点では無数の事故が起こる。そしてドラマも、共存を拒み始めることになる。
 だからこそ人間関係は難しい、されどとても楽しいものなんだ。なんだって共存は難しいもの。一歩間違えれば・・・という状況こそ、渡って愉快なものはない。

 けれど、不安に思うことがある。

 たとえば、頭がちくちく痛むと訴えたとする。おいしゃさんはそれを理解し薬をくれたり注射を打ってくれたりする。そばにいてくれる人はその人独自の頭痛解消法を伝授してくれたりもする。 さて、ここで言う私の「頭がちくちく痛む」とおいしゃさん、そばにいてくれる人のそれとは、果たして同一なんだろうか。頭痛じゃなくてもいい、五感全てだ。 私に見えるこれと、あなたに見えるこれは、果たして同じなのかな。私の痛いとあなたの痛いは同じなのかな。私の赤とあなたの赤は同じなのかな。 そう考えると急に自信がなくなって、怖くなる。
 怖くない?同じもののはずなのに、同じものとして感じてるはずなのに、実際それが本当におんなじなのかわかんないんだよ?怖い。少なくとも私は、怖い。

 どんなにいろんなことが調査されて解明してきても、やっぱりどこかで疑問を感じる。中学生の頃言いつづけた、空は天井説。これだって、科学では昔々既に解明されたことなんだけど、実は合ってるかもしれない。私に見える青い空とあなたに見える青い空は、違うかもしれない。あたりまえのように地球は丸いって言われてるけど、本当は違うかもしれない。たいていの私たちは、実際に丸い地球をこの目で見たわけじゃない。映像として見たことがあるだけ。さあ、その映像は果たして本当?本当だとしても、完全なる球体に見えていない人もいるんじゃない?まんまるじゃなくて、たまご型に見えてる人もいるんじゃない?青は青でも、私の青とは違う青として見えてる人もいるんじゃない?

 全て、疑ってかかったらきりがない。でも私、疑ってるわけじゃない。そうじゃなくて、誰がどこから見ても同じものって本当にあるのかな、ってこと。感情と同じように。そして主観的ドラマと同じように。


 でも、同じじゃなくても、同じ対象を見ているのなら、見えているのなら、それでいいのかもしれない。


これは、私の高校生の頃からの不安。 なんだかうまく文章にできないけど。
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【2006/12/22 19:08 】 | (=´ω`=)y─┛~~ 病・右 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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